会社では様々なタイプの人間と接していかなくてはいけません。
- 雇用者と労働者という立場
- 人に対する好き嫌いの感情
- 考え方の違い
- 行動のクセや傾向の違い
- 会社にとって必要な能力のズレ
- 人間性と精神性を含む学びのレベルの違い
- 物事に対する価値観や信念の違い
- 素直な表現力度
- ネガティブ的な反応の差
人間は、一人一人違った個性があり、能力も違って、ビジネススキルも違います。
このような中で、組織力を引き出すには、何が必要なのでしょうかか?
時代で変わるリーダー像
昔の経営者は、わかりやすかった。
見るからにすぐに社長と分かる雰囲気をだしているベタな社長さん。
経営者というと、高そうなスーツを着て、高級時計をして、ベンツに乗って・・・
ところが、最近では、少々変わってきています。
パワハラ上等の時代からコミュニケーション重視に変化してきました。
別の視点から見てみましょう。
会社組織の永遠のテーマとして存在しているのが、職務遂行重視型と人間関係重視型のリーダーのどちらを優先させるのが効果的かということです。
経営者の視点で見ると、ここは会社だから、職務遂行が第一だろうと考えてしまう場合が多いですが、社員の視点で見ると、よほど特別な成果報酬の環境を除いては、人間関係を重視して働いている場合が多いということなのです。
組織のマネジメントにあるといわれる「長老型」「やり過ごし型」「管理型」の3つの型と、ダメな上司の典型パターンを6種類をそれぞれ一覧表にまとめていますので、こちらの記事もご参考にしてください↓
さて、あなたは今、どのようなバランスで、社員に接しているのでしょうか?
職務遂行能力型と人間関係重視型
リーダーシップ理論で有名な日本で開発されたPM理論では、職務遂行能力型と人間関係重視型によって、リーダーを4つのタイプに分けています。
そして、仕事上の実績が高くなる順番があるようです。
- 第1位 人間関係能力が高く、職務遂行能力も高い場合。
※部下に対する思いやりが強く、仕事上の実力も高い人 - 第2位 人間関係能力が高く、職務遂行能力が低い場合。
- 第3位 人間関係能力が低く、職務遂行能力が高い場合。
- 第4位 人間関係能力も職務遂行能力も低い場合。
どちらも長けている場合が第一位で、どちらもダメな場合が第四位になることは、当然だと思われますが・・・
第二位では、部下に対する思いやりが強く人間関係を重視するタイプになるのです。
カリスマ性があったとしても、人間関係を重視せず信頼関係を築こうとしなければ、下から2番目のリーダーにしかなれない上に、結果として、仕事上の業績も低くなるということです。
つまり、調和した会社組織を創るためには、人間関係力を上げる努力を組織で行い、効果的なコミュニケーションを日頃から心がけておく必要があります。
まとめ
時代は、コミュニケーションも重視する必要がある、そうすることで、円滑な人間関係が築かれ、そうすることでモチベーションも維持しやすく、結果、生産性が上がるということがわかってきました。
信頼関係を築くということを言葉にして実践することは大切です。
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