自然の仕組み、進化の法則より~あなたは何のために働くのか~

大自然の法則で、人間に関係深いものは次の通りです。
調和 絶対愛 共生 因果律 循環 進化

進化の法則について

銀河系宇宙に見られるように、すべての恒星と惑星群は生成、進化、消滅を繰り返しています。惑星上の人間をはじめ、万生万物は惑星の進化の過程とともに、進化、向上の道を進みます。

人間は偶然に、また、無目的にこの地上へ生まれてきたのではありません。すべての人は使命と目的を持って生れてきました。人間は自己の魂の学習をして、人格を向上させ、地上の動物、植物と調和しつつ、地上に平和な楽園を建設することが使命でもあります。

それ故に私たちは人生の学習をして、自己の人間性を向上させなければなりません。日常生活すべてが自習自得であり、自己以外すべて師であります。進化向上するには、苦難と努力、汗と涙の体験を積まなければなりません。学びに終りはありません。学び続けることが人生です。

人間の知能、教養、精神は無限に進化、向上します。学習と反省を繰り返すことによって、より高い人間完成の道を開きます。紙は苦労、悲しみ、困難、痛みを用意され、それらを体験して、初めて進歩向上が得られます。

地上すべての生物は絶対愛によって生かされています。

しかし自分自身でも精いっぱい生きる努力をしています。極寒の地や灼熱の砂漠など悪条件の地に住む動物、植物が与えられた環境がたとえどんなに苦しくても苦情を言わず、努力を重ねていき、環境に順応して自己を進化させています。

自然は時に大早魃、大洪水、暴風雨、地震、大雪などの試練を課しています。この試練に耐える力を失ったとき、その生物は亡びます。

<あなたは何のために働くのか>

サラリーを得るためにのみ働くと考える人を労働者といいます。このような労働は強制されて働くと思い、おもしろくなく、やりたくなく、休みたく、疲労するのみで、自己成長の学習になりません。

自己の意志で働き、自己を成長させ、仕事の汗と努力の中に働きがいと生きがいを見つける人を勤労者といいます。職場は賃金を求めるのみの場所ではありません。職場は人間形成と人間価値向上のための修業の道場であります。

「日に新たに、日々に新たに、また、日に新たなり」

人間の進化成長は、毎日のたゆまない精進の積み重ねによって得られます。

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この記事は、今から20年以上前に、無料配布されていた小冊子「心のマネジメント 大自然の法則と経営理念 中川昌蔵 著」の本文中から抜粋してお伝えさせていただいております。現在は、書籍「不運より脱出する 運命の法則」として販売されておりますので、興味がある方はアマゾン等からご確認ください。

故)中川先生は、大阪で二部上場された家電販売会社の社長でしたが、原因不明の病気で死を目前にしたとき、本来の使命を思い出され、自分の中に入ってくるメッセージをまとめたそうです。その際、二つの約束をしたそうです。「組織を作らないこと」「金儲けをしないこと」でした。