人生理念 Philosophy of life

人生理念

1 欲求人間から奉仕人間への変身

未成年期をあまえとわがまま、多様化した価値観を持って育った新入社員に、すぐマネジメント教育をしても効果が上がりません。まず、意識の整理と統一が必要です。学生と社会人という著しく異なる環境の変化を教えることから新入社員教育は始ります。

幼児期から大学卒業まではすべて他から与えてもらう、してもらう、思ってもらう、愛してもらうことしかできない欲求型人間でした。社会人になると、こんどは、してあげる、思ってあげる、与えてあげる立場となります。自己のためだけでなく、他の人のために気をくばり、行動することができる奉仕型人間に変身しなければなりません。
成人になると、人生経営をしなくてはなりません。そのために、人生理念と人生計画が必要です。これがないと、毎日を無意識に過ごして何年たっても成長せず、落ちこぼれとなって、企業や社会のやっかいなお荷物となります。

2 人間の使命と目的

地球上の動物、植物、昆虫、バクテリアに至るまで、すべての生命は無目的に存在するのではありません。それぞれ使命と目的を持っております。使命の第一は、神がつくった種の生命を永遠に伝えることです。動物は子供(卵)を生み、育てることに自己の生命をかけております。植物は花を咲かせて種子をつくり、風や動物の力を巧みに借りて種子を広い範囲に散布する作業をしております。

万物が霊長として、すべての生命の頂点に位置する人間が、動物と同じように働き。喰い、子供を生み、育てるためだけに地上へ生まれてきたとは考えられません。人間には動物と異なった特別な使命があるはずです。魂は個性とエネルギーを持って、三次元の現世と四次元の永遠の世界を循環しています。これを輪廻転生といいます。魂は地上と霊界を循環しつつ魂の学習と修業をして、人格の向上をはかります。

宇宙のすべての恒星、惑星は生成、進化、消滅を繰り返しております。惑星上の人間をはじめ万生万物は、惑星の進化の過程と共に進化、向上の道を進みます。人間は万物の霊長として、すべての生物の頂点に立っていますが、地上の暴君になってはなりません。人間は勝手気ままに自然を破壊し、動物を殺戮しております。これは神の命に反し、神の意志を冒涜するものです。地球は人間のためのみに存在するものではありません。人間は多くの生命の一員にすぎません。

人間は、大自然の法則に従って、すべての生物と自然を調和し管理して、神のつくったすべての生命を永遠に栄えさせる責務があります。その任を果たすために、人間は大自然の法則を学び、魂の学習をして、人格と霊格を向上するためにこの世に再生するのです。大自然の法則の中に因果の法則があります。これは魂が前世で神との約束を果たさず、責務を放棄して帰って来たり、あるいは先祖が犯した罪を業という形で本人がそれを修正するために受ける試練です。現在不運にある人は、神が与えられた試練と業の解消のためと思って、努力すれば、必ず幸せが訪れます。

3 プロとアマ

経済社会やスポーツ、芸術の世界でお金を取る人をプロ、お金を取れない人をアマといいます。会社でもプロは正社員として認められ、身分保証があり、賞与、退職金なども受けられますが、アマはアルバイトとして時間給のみで働かねばなりません。

どんな仕事でもプロになるには昔は10年以上かかりました。現在は3年以内にプロになるよう企業では社員教育に力を入れております。プロになるには本人がその気になって自ら努力するしか道はありません。入社3年以内の人は皆まだアマでプロではありません。プロ意識に徹して毎日の仕事に取組み、一日では早くプロになることが人生競争の要点でしょう。プロとアマの収入と待遇の格差はプロ野球を見れば一目瞭然です。

どんな仕事でもプロとして認められないとよい収入を得ることはできません。よく仕事が自分に合わないといって1~2年で会社をやめる人があります。3年以上同一の職場で学習しない人は、アマであってプロではありません。あれば広場の草むしりくらいでしょう。
最近転職が流行?しております。転職はプロになってからすべきです。アマのままで転職すれば停年まで転職を繰り返して苦悩と不平の中で一生を終えるかも知れません。

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この記事は、今から20年以上前に、無料配布されていた小冊子「心のマネジメント 大自然の法則と経営理念 中川昌蔵 著」の本文中から抜粋してお伝えさせていただいております。現在は、書籍「不運より脱出する 運命の法則」として販売されておりますので、興味がある方はアマゾン等からご確認ください。
故)中川先生は、大阪で二部上場された家電販売会社の社長でしたが、原因不明の病気で死を目前にしたとき、本来の使命を思い出され、自分の中に入ってくるメッセージをまとめたそうです。その際、二つの約束をしたそうです。「組織を作らないこと」「金儲けをしないこと」でした。