家訓プロジェクト 第1回:家訓のようなものが必要な理由とは?

現在、核家族が増えて、さらに子供のいじめや犯罪などが増えています。
家族としての機能が少しずつ薄まってきているように思います。

昔は、良くも悪くも「家訓」があり、それが絶対的なものであった、そういう時代がありました。
いろんな方にお聞きしても、今は、そういうものはあまり形にしていないように思います。

家訓のようなものが必要な理由

家訓というとなんか堅苦しいですね。

だから、「夫婦で大切にしていること」のような、ふわっとしてもので十分なのだ想います。

  • お互いに話あって、共有して、言葉にする。
  • それを自分たち大人が守る。
  • 子供は、その言葉や両親の生きる姿勢を感じる。

そういう意味で、言葉にしておく、ということは大切です。
それを毎日眺めているだけでも、年月が経てば、影響がでてくるでしょう。

そこで、調和のとれた家族を少しでも、創るための「家訓、我が家の大切なこと」というものを広めています。

人によると思いますが、家庭内ルールでもいいのですが、大切にしていることが根底にあった方が、義務感とは違うので、すーっと入っていくのではないかと思います。

今の日本のに存在する多くの問題・課題

自然災害がここのところ全国規模で増えています。
その中で、海外のニュースでも報道されていましたが、東日本大震災をはじめとして、日本人の現地での対応は、礼儀正しく、世界一やさしく、そして強い日本人として世界に報道され、認識されました。

ある方が、ある親子を助けようと声をかけたところ
「私よりもっと大変な方たちがいます。その方たちを先に助けてあげてください」

いかがですか? これは人間の言葉というより、まるで神様の言葉かなと思いました。

それでも、今の日本には、実に多くの問題・課題が存在します。
このように観じている人たちは多いと思います。
・熟年離婚
・ニートやフリーターの出現
・少年犯罪
・意欲のなさ、希望を持てない
・モンスターペアレンツ
・家族の崩壊
・子供のしつけ
・自分の立場だけを守る官僚政治
・利益や株主を最優先する歪んだ企業体質
・動物、植物、鉱物の人間にとっての奴隷化

でなぜそうなったのか、何が原因でそうさせたのか
答えはわかりませんが、日本人としても、人間としての何かを忘れられてしまった。
そして、モラルが低下してしまっているのかなという気がしています。

そういう今のこの日本を俯瞰していて気がついたことが一つあります。
それは、古来からあったはずの「家訓」というものを最近はあまり耳にしなくなったことです。

古の日本にあって、現代日本にはなくなりつつあるものを一つ挙げろと言われたら、私は間違いなく「家訓」だと答えるでしょう。

家訓・・・古臭くて、窮屈な言葉です。
でも、この家訓とそれを頑なに守っていた家族の何かにヒントがあると確信しています。

うまくいっている家族の3つの特徴とは?

私は以前、小学校のPTAと先生に対して、親子のコミュニケーションセミナー講師をしていました。
空手支部長として子供たちに空手を教えていました。
また、現在は心理テストをベースにしてメンタルサポートを行っています。

これらの経験からいって、人のストレス・悩みの80%は人間関係です。

そしてその人間関係の悩みに投影されたもの、行きつく原因には、親に対する様々な想いや消化できなかったこと、譲り受けたクセなどがあります。つまり、ほとんどは家族の問題に起因することがほとんどなのです。

その中で、うまくいっている家族の大きな特徴には3つあります。

  • 1つ目は、会話が多い
  • 2つ目は、趣味など、親と子が同じ目標を持っている
  • 3つ目は、夫婦がお互いに尊重している。

うまくいっているご本人たちは、あまり自覚がありませんが、そうではない家庭に比べると人間関係のズレが少ないのではないかと思います。

お互い人間なので、大切にしていること、ゆるせないこと、いろいろあります。
それを踏まえて何かルールのようなものが出来上がっている。
そして、何か目的を持って生きている。親子共通の目的ならなお可です。

コミュニケーションは双方向のやり取りが基本なので、会話が多いというのは、コミュニケーション度が高いので、ズレが会話の中で理解でき修正が可能なのではないでしょうか。

こういう両親だと、わりあいうまくいく確率が高いように思います。
上手くいっている家庭というのは、なにも喧嘩を一切しないということではありません、信頼関係度が高くなっているという表現が一番近いかもしれません。

まとめ

家族関係にフォーカスみていくと、最近の家族、親子関係は、上下関係からフラットな関係への移行が進んでいます。

地震、雷、火事、おやじ、威厳があった父親役が…いない。注意すらできない。
本気で叱ること、叱られることがなくなったのかもしれません。

次回は、我が家の家訓、その簡単な創り方などをご紹介します↓

家訓プロジェクト 第2回:我が家の「家訓-大切にしているもの」をご紹介
さて、第1回目は、日本には、古来から家訓があったこと、ストレス・悩みの80%は人間関係であること、人間関係のもつれの原因には未消化の親子関係などがあることや、うまくいっている家族の大きな特徴には3つあることなどをお伝...