心理学に学ぶ!夫婦間のコミュニケーションを改善する6つのポイント

最近では「自宅の時間」が増えたことから、家事の分担や育児、お互いの時間をどこまで共有するかなど、夫婦間での問題が増えたことによってストレスが増加しています。

夫婦間での問題ならお互いに話し合うことで解決をしていくことも可能ですが、家庭でのストレスから夫婦間のコミュニケーションがなくなっていくことで、子どもの成長にも悪影響を及ぼしていることが判明しています。

最近の研究結果では、父親とのコミュニケーション頻度が高い家庭では、母親の育児不安が減少傾向であるとされています。また、コミュニケーションを頻繁に行うことで、父親の育児理解・協力を得ることができます。

しかし「どのように、コミュニケーションを増やしていけばいいのか」と悩んでしまう方もいると思います。

そこで今回は「心理学に学ぶ!夫婦間のコミュニケーションを改善する6つのポイント」について、ご紹介していきます。

夫婦間のコミュニケーションを改善する6つのポイント

今まで通り、夫婦間でのコミュニケーション頻度が減っている状態だと、母親自身の負担も増えていきますし、子どものコミュニケーション能力にも影響してしまいます。
そうならないためには、いかにうまく会話を始めるキッカケを作れるかが大切です。
また、相手を想う気持ちも会話を続けるコツとなっています。

ここからは、さらに詳しく「夫婦間のコミュニケーションを改善するポイント」をご紹介していきます。

改善ポイント① 毎日、あいさつをしよう!

夫婦仲が冷めきっていくと、声をかけるのも嫌になってしまったり「声すら聞きたくないな」なんて思うかも知れません。

しかし「おはよう」「おやすみ」は、基本的な挨拶です。

  • 朝起きて顔を合わせても無言…
  • 寝るときも背中を向けて無言…

こんな生活を続けているということは、他人と暮らしているのと一緒です。
また、挨拶すらしなくなってしまうと、次に声をかけるときにハードルが上がってしまいます。
それが積み重なっていき、コミュニケーション頻度が少なくなってしまうのです。

そんな風にならないためにも、まず自分から夫に言葉を送ってみましょう。
無理に笑顔を作ってハードルを上げる必要はありません。

最初は「おはよう」「おやすみ」から始めていけば、徐々に夫からの返事もあるはずです。

また、毎日続けていくことによって、お子さんも自然とあいさつをするようになって家庭内の雰囲気も徐々に変わっていくことでしょう。

ここがポイント!

無言の生活は、相手の存在を無くしてしまうことになります。
透明人間と生活をしているわけではないため、あいさつをする勇気をだしてみましょう。

改善ポイント② 相手の状況を考えて尊敬しよう

相手の状況を考えてあげるということは、相手を「尊敬している」ということに繋がります。

結婚をしてしまうと、恋人時代には見ることがなかった一面を見てしまうことになり、つい「こんなはずじゃなかった」「こんなことする人だと思わなかった」などを感じてしまいますよね。

しかし、夫婦と言っても他人同士が愛し合って同じ屋根の下で暮らします。

否定的な感情から入るのではなく、「どうして、夫はこんな行動をしたんだろう」「どうしたら、お互いに気持ちよく過ごせるのだろう」と考えていくことが大切なのです。

愛というのは、残念ながら「3年周期で薄れていく」と言われています。
そのため、3年ごとに何を変えていくのかが大切です。

今の状況に不満を抱えている場合は、相手を1人の人間として捉えなおしてみてください。

ここがポイント!

たとえ相手がどのように見えたとしても、相手も自分と同じだけ「最善」を尽くしています。ただ、その尽くし方がお互いに少しずれているだけなのです
それを補うのは、お互いの気持ちの在り方を共有することです

改善ポイント③ まずは共感、受け止めてあげよう

夫婦になったばかりの頃は、お互いに意見を言い合って改善しているケースが多くあります。

しかし、結婚生活が長く続いていくことで喧嘩も面倒臭くなってしまい「このままでいいか」と思ってしまう夫婦も多いのです。また、これ以上関係性を壊したくないから「我慢」している方もいるのではないでしょうか。

ところが、コミュニケーションが多い夫婦こそ相手の意見を受け止めるために、ぶつかりあることもあるのです。

ケンカというとイメージが悪くなってしまいますが、
相手の意見の違いをお互い認識するために必要な一つ機会だと考えれば、お互いの学びのために必要なタイミングとも言えます。

ただ、自分の思っている本音を伝えるだけではなく、相手が「どんな不満を持っているのか」も同時に聞くことが大切です。
「自分の気持ちを伝えたい」という方ほど、息つく間もなく気持ちを伝えてしまいます。

しかし、人というのは「自分の意見をしっかりと受け止めてくれた」というスッキリ感がないと、相手の言葉を受け止めることができません。
そのため、話を聞くときには『相手の不満』から聞くことで、より自分の意見を相手に伝わりやすくできるのです。

これだけ聞くと「難しそう」と思うかもしれませんが、食事の際に会社の不満を聞いてあげて、自分は育児のことを話すのも立派な第一歩となります。
そして、夫婦でそのようなルールにしていくのです。

ここがポイント!

その話し合いで意見が平行線になったとしても、ケンカではなくお互いの気持ちを受け止める時間と認識していれば、今よりもコミュニケーションを重視した夫婦関係を築くことができるでしょう。

改善ポイント④ されたら嫌なこと、してくれたら嬉しいことお互いに共有しよう

夫婦間の仲が悪くなる要因として「子育て」が多く挙げられます。
子育て中は、どうしても子供中心の生活になってしまうため、夫婦間の時間を作りにくく、夫の帰宅を待ちたくても子供と一緒に寝落ちしてしまうケースもよくあります。

このように、子供と生活リズムを合わせていくと、どうしても「話したくても話せない」ということが重なり、結果的に夫婦間のすれ違いが起きてしまうのです。

相手もそのことが気になってくると、家事などを手伝ってくれるようになります。
ところが、食器洗いなどをした後に「なんで余計なことするの?」「これならして欲しくなかった」なんて思ってしまうこともありますよね。

しかし、その想いを相手に伝えないと「喜んでくれている」「傷ついていない」と思って、続けるようになってしまい、不安が溜まって会話をしなくなってしまうのです。

そのため、少しでも改善したい場合は、その場で想いを伝えることが大切です。
また、伝え方も重要で「なんでそんなこと言うの?」「こうなるなら、やって欲しくなかった」なんて伝えるのはNG。

なるべく相手の気持ちを考えながら「そういうのは、ちょっと傷つくな」「今度、やってくれるときは〇〇してくれると嬉しいな」と、伝えることがオススメです。

ここがポイント!

いくら夫婦でも言い方を一つ間違えてしまえば、相手を傷つけることになります。
そのため、「自分がされたら嫌な言い方」「こう言ってくれたら嬉しい」などを基準にしながら、夫との会話を増やしてみてください。

改善ポイント⑤ 批判ではなく、どうしてほしいのか考えて伝えよう

夫婦で多い喧嘩の流れとして「これが嫌!」「なんでこんなことするの!」など、相手の考え方や行動を批判して伝えてしまうケースが多いです。
しかし、先ほども言ったように、言い方や伝え方を間違えてしまうと夫婦仲が悪くなっていく一方です。

何か嫌なことをされたときなど、ついその場で「やめてよ!」と言うのではなく

  • 何が嫌だったのか
  • 今後、どうして欲しいか

この2点を冷静に考えてから相手に伝えることが大切です。

この2点を考えることで、自分の気持ちが落ち着く時間を作ることにもつながっていくため、怒りのピークを下げて感情のまま相手を傷つけるような言葉を発しないようにする対策ができます。

また、相手に「どう改善して欲しいのか」と伝えてあげることで、相手も解決方法を理解できるため「こんなことしないでよ!」と言われるよりも、イライラしなくなるのです。

特に、男性に何かを伝えるときには物事を具体的にしてあげることで、伝わりやすくなります。
ケンカになりそうなときには、もっと問題点と解決策を具体的にして伝えるようにしていきましょう。

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改善ポイント⑥ 魔法の言葉は「ごめんなさい」と「ありがとう」

相手に「ありがとう」「ごめんなさい」を伝えることは、相手への気遣いと尊敬を表しています。

当たり前のように感じる感謝の言葉でも、夫婦生活が長く続いていくと「言わなくても伝わっている」と思ってしまうケースや「言葉にするのが恥ずかしくなった」というケースが出てきます。

しかし、夫婦間の仲がうまくいっている人ほど、このような当たり前の言葉を普段から伝えているのです。

  • 食事の際やゴミ出し、シャンプーの入れ替え、トイレットペーパーの交換など、ふとした瞬間に「ありがとう」
  • ケンカや言い合いになってしまった際には「ごめんね」

このように、「このタイミングで必ず伝える」という風に決めておけば、最初はぎこちなくても、繰り返していくことですんなりと感謝の言葉が出てくるようになります。

普段から心の中で感謝を感じていても、相手に伝わらなければ意味がありません。
また「やってくれて当たり前」「やるのが普通」と思っているようでは、夫婦仲はどんどん終わっていきます。

そのならないためにも、日頃からちょっとした一言を大切にしていきましょう。

ここがポイント!

「感謝=ありがとう」の反対は何かご存じですか?
感謝の反対は「当たり前」なのです。それを忘れた時に、いろんな問題がメッセージとしてやってくるのですね。

まとめ 家族って何だろう?を時間をかけて深めていこう

今回は「心理学に学ぶ!夫婦間のコミュニケーションを改善する6つのポイント」について、ご紹介しました。

夫婦間のコミュニケーションは、夫婦仲を悪くするだけではなく、育児にも影響が出てしまいます。
そのため、基本的なあいさつから始めていき、徐々にお互いの想いなどを伝えていくことでコミュニケーション頻度を増やすことができます。

「夫婦間おコミュニケーションを改善したい」と言う方は、ぜひ参考にしてみてください。

夫婦間や家族間に、ルールを設けたり、家訓のようなものを作っておくというのも一つの手です。
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