言葉以外で伝わるもの=非言語的なサインを知る

人は言葉だけでなく、身体や表情、ジェスチャーなどの非言語的なサインからも多くの情報を受け取っています。

心理カウンセリングにおいても、相手の非言語的なサインに注目することで、相手の気持ちや思考を理解することができます。

たとえば、クライアントからの非言語的なサインを受け取った場合、そのサインが相手が話している内容と一致しているかどうかを確認することができます。

たとえば、クライアントが何かを言っているときに目が泳いでいる場合、そのクライアントが話している内容に不安を感じている可能性があります。

また、クライアントが話している内容に対して、うなずいたり、微笑んだりするなどの反応を示すことで、クライアントが話を続けることができるようにサポートすることができます。

一方、カウンセラー自身が相手に非言語的なサインを送ることもあります。

たとえば、カウンセラーが相手に対して不快感を示してしまった場合、相手はカウンセラーに対して信頼を失うことがあります。そのため、カウンセラー自身も自分自身の非言語的なサインに注意を向けることが大切です。

以上のように、非言語的なサインに注目することは、心理カウンセリングにおいて重要な役割を担っています。

クライアントからのサインを受け取り、カウンセラー自身も自分自身のサインに注意を向けることで、より深いコミュニケーションを築くことができます。

クライアントが発する非言語的なサインの具体例

  1. 目線の動き:
    クライアントが話をする際に、目線が上下左右に動くことがあります。たとえば、クライアントが目線を下に向けたり、左右に目線を動かしたりすることがあります。これは、クライアントが不安や緊張感を感じている可能性があることを示しています。
  2. 身体の動き:
    クライアントが話をする際に、身体の動きが変化することがあります。たとえば、クライアントが手を握ったり、肩を落としたりすることがあります。これは、クライアントが不安やストレスを感じている可能性があることを示しています。
  3. 表情の変化:
    クライアントが話をする際に、表情が変化することがあります。たとえば、クライアントが笑ったり、泣いたりすることがあります。これは、クライアントが感情的になっていることを示しています。
  4. 反応の変化:
    クライアントが話をする際に、反応が変化することがあります。たとえば、クライアントが話をしている最中に、頭をかいたり、うなずいたりすることがあります。これは、クライアントが話を聞かれていることを意識していることを示しています。
  5. 声のトーンやリズムの変化:
    クライアントが話をする際に、声のトーンやリズムが変化することがあります。たとえば、クライアントが声を震わせたり、音程が高くなったりすることがあります。これは、クライアントが不安や緊張感を感じている可能性があることを示しています。
  6. 非言語的な発言:
    クライアントが話をする際に、言葉以外の音を発することがあります。たとえば、クライアントがため息をついたり、うめいたりすることがあります。これは、クライアントがストレスを感じている可能性があることを示しています。
  7. 身体の姿勢:
    クライアントが話をする際に、身体の姿勢が変化することがあります。たとえば、クライアントが前かがみになったり、手を組んだりすることがあります。これは、クライアントが不安や緊張感を感じている可能性があることを示しています。
  8. 間の取り方:
    クライアントが話をする際に、話の間の取り方が変化することがあります。たとえば、クライアントが話し方が速くなったり、逆に話し方が遅くなったりすることがあります。これは、クライアントが不安やストレスを感じている可能性があることを示しています。

以上のように、クライアントが発する非言語的なサインを受け取ることで、クライアントの感情や思考を理解することができます。

カウンセラーが発する非言語的なサインの具体例

  1. 目線の動き:
    カウンセラーが話を聞く際に、目線が相手から外れてしまったり、時計を見たりすることがあります。これは、カウンセラーが相手に対して興味を持っていないように見えたり、相手を無視しているように見えたりすることがあります。
  2. 姿勢や表情の変化:
    カウンセラーが話を聞く際に、身体の姿勢が変化したり、表情がこわばったりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話を聞くことにストレスを感じている場合や、相手の話に共感できない場合があることを示す可能性があります。
  3. 口調や話のリズムの変化:
    カウンセラーが話を聞く際に、話し方やリズムが変化したりすることがあります。たとえば、カウンセラーが話し方が急に速くなったり、遅くなったりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話に対して不快感を持っている可能性があることを示しています。
  4. 反応の変化:
    カウンセラーが話を聞く際に、反応が変化したりすることがあります。たとえば、カウンセラーが相手の話に対して冷淡な反応を示したり、相手の話を中断したりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話を理解できない場合や、相手に対して興味を持っていない場合があることを示す可能性があります。
  5. 息遣い:
    カウンセラーが話を聞く際に、息遣いが変化することがあります。たとえば、深呼吸をしたり、大きくため息をついたりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話に対して感情移入をしている場合や、自分自身がストレスを感じている場合があることを示しています。
  6. ポーズ:
    カウンセラーが話を聞く際に、ポーズをとることがあります。たとえば、手を組んでいたり、足を組んでいたりすることがあります。これは、カウンセラーが自分自身をコントロールするためにポーズをとっている場合や、相手にリラックス感を与えるためにポーズをとっている場合があることを示しています。
  7. 作業に集中する姿勢:
    カウンセラーが相手に質問をする際に、メモを取ったり、筆記用具を手元に用意したりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話をしっかりと理解するために、作業に集中していることを示しています。
  8. マイクロ表情:
    カウンセラーが相手に話を聞いている際に、瞬間的な表情の変化が起こることがあります。たとえば、口角がわずかに上がったり、眉間にしわが寄ったりすることがあります。これは、カウンセラーが相手の話に共感したり、興味を持ったりする瞬間があることを示しています。

以上のように、カウンセラーが発する非言語的なサインには、目線の動き、姿勢や表情の変化、口調や話のリズムの変化、反応の変化などがあります。

これらのサインが出た場合には、カウンセラー自身が自分の非言語的なサインに注意を向け、相手とのコミュニケーションを深めるためのアプローチを考えることが大切です。

まとめ

言葉以外で伝わるものは、無意識で行なっている行動です。

言葉で、「あの人は嫌いだ」といいながらも、本当は好きなとき、いくら「嫌いなんですね」とオウム返ししても相談者からすると寄り添っていると感じられないでしょう。

相談者のちょっとしたしぐさから心情を感じ取ることが重要です。

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