心の鏡

心の鏡

人の心はすべて鏡。

あなたが見ているもの、聞いているもの、解釈しているもの、解っているつもりの世界、これらはすべて鏡。

自分の世の中の捉えかたを見てみてほしい。
すべてあなたの鏡に映っているだけだと気づくことが大切。
すべてあなたが作り出したもの。
そしてその鏡は写すだけではない。

一人一人の人間は固有の振動体だから、必ず波動を発している。
その波動は、出来事、出会う人、全てあなたが引き寄せ、自分に見せているという自然界の仕組み。

怒りが湧くのは、心の奥に溜まった怒りがあるから。
溜めた怒りで鏡が曇り、目の前で起こっていることが刺激となって怒りが出る。

一人一人の心の奥にある溜まった怒りが、それを刺激する出来事や人を呼び寄せていることを理解してほしい。
人を見下せば、それは相手の中に見たものが自分にあるということ。

ただ、身魂が磨けたものは、心に溜まった怒りはなくなるから腹は立たない。

各々の波長(=魂の磨かれ方)によって、目の前に現れる現象、出来事の写り方が違う。

各々の心の状態によって、それが現実だと錯覚したり、相手のせいにしてしまう。
すべて自分の曇りが現れているだけ。

嫌な気持ちになったら、鼻高な気持ちになったら、
曇ってることを知らせる仕組みだということを理解して、毎日を過ごしてほしい。

草を見て神が見えるか、
雨を見て神を感じるか、
人を見てその人の中に神が見えるのか。

身魂磨きができた人から神の姿がそれ相応に映るようになるだろう。

 

参考・引用:この記事は以下の書籍から引用または一部表現を変更して掲載しております。
書籍「よひとやむみな」穂乃子 著 18p
ナチュラルスピリット出版

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