書籍『あるがままに生きる』に学ぶ:尊徳と損得の智慧

身魂磨き

この記事は、足立幸子さんの著書『あるがままに生きる』の神髄の一部を記事としてまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

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第3回目の最後の記事は、私たちが現実社会で生きていく上で避けて通れない「お金」と「エネルギー」の捉え方について解説します。足立幸子さんが伝えた、損得勘定を超えた豊かな世界観を学びましょう。

第1章:お金はエネルギーであり、波動の同調である

足立幸子さんは「お金はエネルギーそのもの」だと説いています。そして、ここでも「すべての現象はあなたが出している波動に同調して来る」という法則が適用されます。

もしあなたが「足りない」「失うのが怖い」という欠乏の波動でお金に接していれば、そのような現実が引き寄せられます。逆にお金を、感謝や喜びという高い波動の交換手段として捉えていれば、その波動に同調した豊かな流れがやってきます。

お金は、自分の放ったエネルギーが形を変えて戻ってきたものに過ぎないのです。

第2章:エゴが陥る「損得」の罠

私たちが「こだわり(自我)」を持って生きていると、どうしても目に見える利益としての「損得(そんとく)」に振り回されてしまいます。「これだけやったのだから、これだけの報酬(お金)が返ってくるべきだ」という執着です。

しかし、この損得勘定は波動を重くし、エネルギーの循環を止めてしまいます。お金という形での見返りだけにこだわると、宇宙が用意してくれているもっと大きな豊かさを受け取る窓口を閉ざしてしまうことになるのです。

出したエネルギーが即座に現金として返ってこなくても、それは決して「損」ではありません。

第3章:目に見えない「徳」を受け入れる「尊徳」の生き方

幸子さんは、目に見える利益を超えた「尊徳(そんとく)」という生き方を大切にされていました。これは、エネルギーを出した結果として、お金ではなく「徳」という形で返ってくることをも喜び、受け入れる姿勢です。

「徳」とは目に見えないエネルギーの貯金のようなものです。

  • 誰かからの信頼や感謝。
  • 素晴らしい縁。
  • 健康や心の安らぎ。 これらもすべて、あなたが出した波動に対する報酬です。普通はお金という形で返ってこないと損をしたと思いがちですが、徳という形で返ってくることも受け入れることで、宇宙との信頼関係は深まります。
    尊徳の心でエネルギーを循環させていると、必要なときには必ず最高の形で(ときにはお金として、ときには徳として)あなたを支えてくれるようになります。

まとめ

真の豊かさとは、目に見える数字だけではなく、エネルギーの循環そのものを信頼することです。

  1. お金は自分の波動に同調して流れるエネルギーだと認識する。
  2. 目先の「損得」に対するこだわりを手放す。
  3. 「徳」という形での報酬を喜び、「尊徳」の精神でエネルギーを出し続ける。 この意識を持つことができれば、あなたは宇宙の無限の豊かさと調和し、一生お金や不安に困ることのない「あるがまま」の境地へと至るでしょう。