書籍『あるがままに生きる』vol.4:直観・愛・教育・夫婦の調和とは

身魂磨き

足立幸子さんの著書『あるがままに生きる』は、私たちが本来持っている宇宙的な感覚を思い出し、軽やかに生きるための智慧が詰まった一冊です。

これまでの連載で触れてきた「波動」や「こだわりを外す」という教えをベースに、今回はさらに踏み込んだ「愛」「教育」「パートナーシップ」といった、私たちの日常に密接なテーマについて解説します。

1.直観を楽しもう:宇宙のリズムと一致するコツ

足立さんは「直観とは宇宙からのダイレクトなメッセージである」と説いています。直観を楽しむことは、波動を上げるための最短ルートです。

  • 「考える」から「感じる」へ:
    私たちはつい「どちらが得か」「失敗しないか」と頭(自我)で計算してしまいます。しかし、直感には理由がありません。「なんとなくこっちがいい」「理由はわからないけれどワクワクする」という感覚こそが、あなたの真我(しんが)からの答えです。

  • 0.5秒の直感を行動に移す:
    直感を受け取ったら、思考が「でもお金が……」「時間が……」と言い訳を始める前に動くのがポイントです。

    • 具体例:買い物中にふと目に留まった色を選ぶ。予定をキャンセルして家でゆっくりしたくなったなら、その感覚を優先する。こうした小さな「直感の採用」の積み重ねが、大きな運命の流れを作ります。

直観に従うことは、自分の人生を宇宙の完璧なプログラムに委ねる、最高にエキサイティングな「遊び」なのです。

2.愛と愛情は別物:執着を手放した「真実の愛」

本書で最もハッとさせられるのが、「愛」と「愛情」は全くの別物であるという指摘です。私たちが普段「愛している」と言っているものの多くは、実は「愛情」という名の執着かもしれません。

  • 愛情(エゴの投影):
    「私の期待に応えてほしい」「こうあってほしい」という条件付きの想いです。相手を自分の思い通りにコントロールしようとするエネルギーが含まれており、そこには「こだわり」が存在します。

  • 愛(宇宙の波動):
    相手を「あるがまま」で認め、ただ存在していることを喜ぶエネルギーです。そこには何の条件もジャッジもありません。

    • 具体例:子供が勉強しなくても、パートナーが理想通りでなくても、「そのままのあなたで素晴らしい」とジャッジせずに見守れる状態。これが足立さんの言う「愛」の波動です。

「愛情」を「愛」へと昇華させるには、自分の中にある相手への「期待(プログラム)」を外していく必要があります。

3.新しい時代の教育:子供の「真我」を尊重する

足立さんは、これからの時代の教育についても深い示唆を与えています。それは「教え込む」のではなく「引き出す」教育です。

  • 親のプログラムを押し付けない :
    子供は、自分自身の完璧な人生のプログラムを持って生まれてきます。親が「良い学校へ行くべき」「安定した職に就くべき」という自分のこだわり(ゴミ)を押し付けると、子供の波動は重くなり、本来の才能が埋もれてしまいます。

  • 親ができる唯一のこと:自分を整える
    「すべての現象はあなたが出している波動に同調して来る」という法則は、子育てにも当てはまります。親が不安でいれば、子供の不安な面が強調されます。逆に、親が「あるがまま」を楽しみ、高い波動でいれば、子供は安心して自分の才能を開花させます。

  • 具体例:子供を「一人の自立した宇宙的な存在」として扱い、彼らの直感を尊重すること。親は「管理職」ではなく、子供という「天才」の活動をサポートする「応援団」であればいいのです。

4.調和のとれた夫婦:自立した関係

夫婦関係やパートナーシップは、自分の波動を映し出す最も純粋な「鏡」です。

  • 相手を変えようとするエネルギーを捨てる:
    パートナーに対して不満があるとき、それは自分の中にある「こだわり」を相手が鏡として見せてくれているだけです。相手を責めても解決しません。自分の中にある「こうあるべき」というプログラムを外すと、不思議なことに、相手が勝手に変わるか、気にならなくなるかのどちらかが起きます。

  • 「自立した個」同士の共鳴:
    調和のとれた夫婦とは、お互いに依存せず、自分の真我に従って生きている二人のことです。「あなたがいなければ幸せになれない」という欠乏の波動ではなく、「私は私で幸せ、あなたはあなたで素晴らしい」という満たされた波動同士が共鳴し合うとき、そこには究極の調和が生まれます。

  • 具体例: 相手の趣味や生き方に干渉せず、まずは自分がやりたいことに熱中する。自分が輝き始めると、その光がパートナーを照らし、お互いの関係は自然と温かなものになります。


まとめ:すべては「波動」から始まる

足立幸子さんの『あるがままに生きる』が教えてくれるのは、人生のすべての領域において「外側を何とかしようとするのをやめ、内側の波動を整えることに専念する」という生き方です。

  1. 直感を楽しみ、スピード感を持って行動する。
  2. 執着(愛情)を捨て、そのままを認めるの波動でいる。
  3. 子供や部下の真我を信頼し、枠をはめない。
  4. パートナーを自分自身のとして、自分を磨く。

これらはすべて、自分の中にある不要な「こだわり」を外し、空っぽの筒になって宇宙のエネルギーを通すことで実現します。

エマーソンが言ったように、毎日を「その年の一番いい日」と心に書き留め、自分の波動を最高に保ちながら、あるがままの自分を表現していきましょう。