コミュニケーションの質を学ぶことで未来に与える影響
筆者自身は、コミュニケーションは苦手でした。
苦手だった、と気づくのにかなり時間がかかりました。
ですが、今は苦も無くいろんな人とコミュニケーションを行うことができます。
だからといって自然体で誰とでもすぐに打ち解け、相手の懐に入り、どんどん人脈を拡げていくといったことは向いていないようです。
どちらかといえば一人の時間を大切に必要があれば人と会うといった傾向にあります。
友人がすぐできたり、たくさんいることは、コミュニケーション・スキルのある部分が高いのは事実ですが、それはすべてではありません。つまり友人が多い少ないに関わらず、お互いに心地よい交流を意図してできるかどうかの方が人生にとって大切だと考えます。
夫婦であればこのスキルお互い共有しておけば、すれ違いや誤解などは最小限になっていきますし、夫婦で真の成長をしていくこともできるかもしれません。
- 相手から好感をもたれる場合、何がどういう状態になっているのか?
- 相手がどのような気持ちになれば、信頼が築けた状態になるのか?
- 自分の意図した方向へと導くために必要なスキルは?
- すれ違い=ミス・コミュニケーションが起きるのは、いったい何が原因なのか?
- 誰が見ても怪しい人に、あの人が信頼を寄せてしまうメカニズムとは?
- 何をどういう順番で伝えれば、効果的に相手に受け取られやすいのか?
このようなことを知ってこれから生きるのと、知らないとでは3年後に大きな差となってあらわれるでしょう!
そして、10年後にはさらなる違いを生むことになっているでしょう。
人と人とがお互いに円滑に交流するためには、ミス・コミュニケーションを最小限にする必要があります。そのために必要な効果的なコミュニケーション・スキルとして、NLP心理学、コーチング、心理カウンセリングなどのノウハウより抜粋してご提供したします。
特に重要なことになりますが、私たちの目の前で起きる現象と、その背景にあるその人にとっての本質的なことの相関性を追究してまいります。
吾、唯、足る(自分と他人の認識のズレ)を知る
筆者は、10年以上に渡ってご縁のあった東京大学TPI心理テストを実施して、個人・法人を問わずに、独自の解析によってメンタルサポートや組織作りのアドバイスなどをおこなってきました。
自分が自分のことを観じていること(自己認知)と、他人から見たあなたのこと(他者認知)は、大きく違っています。
本人は自覚していないのに、周りから見てスゴイと思われることもあるし、なぜこんなこともできないんだ、と思われることもあります。周りの評価は低いのに、本人の自己評価は高い・・・このようなズレがあるときには、周りの言うことはまず聞きません。
こんなふうに、このズレは曲者で、仕事や人間関係において、「なぜ、自分だけがこうなるのか」といった葛藤、不安や苦しみの要因の一つになっています。
また、ストレスの8割は人間関係のストレスだといわれています。その多くは前述した評価のズレに加えて、人と人とのコミュニケーションの際に生じてしまうミス・コミュニケーションも要因の一つです。
この自己認知・他者認知の関係、そしてミス・コミュニケーションのズレを「0」にすることはできませんが、コミュニケーション・スキルを身につけることで、最小限にすることは可能になります。
日本人の多くは、生まれてからコミュニケーション・スキルを教わることは少なく、空気感で行動することが多いですから、相手の意図を把握すること、自分の要望を把握すること、それらを的確に伝えることが苦手な人が多いのです。
だからこそ、必要最小限のコミュニケーション・スキルを知って、家庭や職場で少しずつ実践することで、人とのミス・コミュニケーションを最小限にすれば、スムーズな人間関係を構築していくが可能となるでしょう。
様々なコミュニケーション・スキルはこちらにまとめてありますのでぜひご覧ください↓