神の仕事
大昔の日本書紀に書かれているように、
太陽の神・天照大神を復活させるために行ったとされる岩戸開き。
闇の世界を光の世界に戻すため。
今の世界は闇に等しい。しかし…
岩戸開きは神様だけが行うのではなく、人間各々にも岩戸というものがある。
大工は大工の岩戸。
ものづくりにはものづくりの岩戸。
父には父、母には母、親としての岩戸。
会社には会社としての岩戸。
今の仕事の中で心を込めること。
周りを光に変えていくこと。
それが人間の岩戸開き。
自分の身魂にはそれ相応の担当の岩戸がある。
身魂担当の岩戸開きは、仕事を通して自分の役目を果たすこと。
ひとり一人が愛と感謝と調和を仕事に込めること。
それだけで神のお役になっていく。
自分の仕事の仕方、在り方を顧みる。
我よしでやっていないか。
損得でやっていないか。
不満を溜めながらやっていないか。
鼻高でやっていないか。
争って自分だけ利益をとろうとしていないか。
常に自分に問うてみてほしい。
慾が出ると、何のためにそれをしているのか分からないようになる。
どんな苦しい仕事でも、がんばらなくていい。
今できる最善を尽くす。
それでいい。
この記事は以下の書籍の内容の一部を抜粋し表現を変更して掲載しております。
参考・引用:書籍「よひとやむみな」穂乃子 著 50p – 51p
ナチュラルスピリット出版