書籍『あるがままに生きる』に学ぶ:波動を上げる第1条件

身魂磨き

この記事は、足立幸子さんの著書『あるがままに生きる』の神髄の一部を記事としてまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてください。

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波動を上げ、軽やかに生きたいと願う時、私たちが最初に取り組むべきことは「何かを得ること」ではなく、今持っているものを「手放すこと」です。足立幸子さんが説く、人生を好転させるための大前提について解説します。

第1章:すべての現実はあなたの「波動」の反映である

本書の根底にあるのは、「すべての現象はあなたが出している波動に同調して来る」という宇宙の法則です。

私たちの目の前で起きる出来事、人間関係、健康状態にいたるまで、それらはすべて「外側に原因がある」のではなく、自分自身が発信しているエネルギーの結果に過ぎません。ラジオの選局をするように、自分が出す周波数(波動)を変えれば、受け取る現実も瞬時に変わります。

だからこそ、外の世界をコントロールしようとする努力をやめ、自分の波動を整えることが、あらゆる問題解決の最短ルートになります。

第2章:波動を重くする「こだわり・執着」の正体

波動を上げるための第一条件は、「あらゆるこだわりを取り除く」ことです。

ここで言う「こだわり」とは、私たちが知らず知らずのうちに身につけてしまった自我(エゴ)や執着、固定観念を指します。「こうあるべきだ」「これが正しい」「失敗してはいけない」「普通はこうだ」……。

こうした思い込みは、一見自分を守ってくれる規範のように思えますが、実は宇宙のエネルギーを遮断するフィルターとなり、あなたの波動を重く停滞させてしまいます。これらの執着は、本来のあなたではない「後付けのデータ」なのです。

第3章:こだわりを外し「空っぽの筒」として生きる

こだわりを取り除いていくと、心の中に大きな余白が生まれます。幸子さんは、この状態を「空っぽの筒」に例えています。

自分の意見やプライド、ジャッジ(善悪の判断)を手放し、ただの透明な筒になったとき、そこを宇宙の調和したエネルギーが自由に通り抜けるようになります。こだわりを外すことは、自分を無にすることではなく、本来の「あるがまま」の素晴らしい能力を100%発揮できる状態に整えることです。

何かが起きたとき、「これは私のどのこだわりが反応しているのだろう?」と内観し、それを一つずつ外していくプロセスこそが、波動を高める日常の実践となります。

まとめ

波動を上げる第一歩は、自分を縛っている「こだわり」という鎧を脱ぎ捨てること。

  1. 現象は自分の波動に同調していると知る。
  2. 波動を重くする「こだわり・執着」を特定する。
  3. それを手放し、宇宙のエネルギーを通す「空っぽの筒」になる。 このシンプルで強力なステップが、あなたの人生に本当の調和をもたらします。