No.85 余計なひと言への対処法

私たちの日常には、気になる「余計な一言」を発する人が少なからず存在します。

そんな一言に、疑問や不快感を覚えたことはありませんか?

そうした言葉にどのように適切に対応すれば良いのか。

本記事で、その原因と、効果的なコミュニケーション法を探っていきましょう。

余計なひと言への対処法

「この人はいつも一言が多い!」とツッコミたくなる人が、あなたの周りにもいませんか?

その一言がほめ言葉ならいいですが、文句や嫌み、蔑すむような言葉やトーンで言われると不快な気持ちになります。

たとえ内容が正しかったとしても、会うたびにそんな言葉は浴びたくありません。

言い方が一番の問題なのですが、この「余計な一言」を言う人に対しての対応には少し勇気も必要です。

それは「事実」「自分の気持ち」「どうしてほしいのか」を明確に伝えることです。

「今の言い方だと、私は嫌な気持ちになるので、そういう言い方はやめてほしい」などです。

相手がどんな立場の人であれ、今の自分の本当の気持ちと、相手にどうして欲しいのかを整理して伝えることはとても重要です。

一度や二度では変わらない場合は、繰り返し伝えます。

この方法はアサーティブ・コミュニケーション法と言われるスキルの一つですが、効果的に相手に伝えることができる方法の一つです。

アサーティブ・コミュニケーション法を使ってみよう!

アサーティブ・コミュニケーション法とは、自分の権利を尊重しつつ、他者の権利も尊重するコミュニケーションの方法です。自分の考えや感情を正直に、そして、自己の責任をもって、相手とwin-winになるための伝える技術のことを指します。

「事実」「自分の気持ち」「要望」を伝える具体的な方法

  1. 事実: 余計な一言のことなど、実際の出来事を客観的に述べます。
    例:「昨日の会議で、私の提案に対してあなたは〇〇と言いました。」
  2. 自分の気持ち: その事実によって自分がどのような感情を持ったかを伝えます。
    例:「その言葉によって、私は不安や落ち込みを感じました。」
  3. 要望: 今後、どのような対応を望むかを具体的に伝えます。
    例:「今後は私の意見に対して、もう少し建設的なフィードバックをいただけるとありがたいです。」
  4. アサーティブ・コミュニケーション法を活用した実例
    山田さんは、会議中に部下の鈴木さんから「その方法は前にも失敗してるよね」という余計な一言を言われました。山田さんはアサーティブ・コミュニケーション法を活用し、後で鈴木さんに「あの会議でのあなたの言葉により、私は少し落ち込みました。今後は、もし問題や懸念がある場合は、私に直接フィードバックしていただけると助かります」と伝えました。これにより、二人の間の誤解が解消され、より良い関係性を築くことができました。

アサーティブ・コミュニケーション法で相手に伝えるときの肝は、結局、相手にどういう行動をして欲しいのかを自分で認識することです。

よくあるケースとして、自分が相手にどういう行動をして欲しいのかを認識できない場合、相手を批判したり、文句をいったり、相手の責任にしてしまいがちです。

相手との喧嘩や口論の場合がそうです。

自分自身の感情や要望を認識して、正確に伝えることが目的であることを覚えておくとよいと思います。

まとめ

余計な一言は、受け手に不快感やストレスを与えることが多い。

それらの言葉の背後には、発言者自身の感情や背景が隠れていることを知ることは重要です。

しかし、それに対して適切に対応するための手段として「アサーティブ・コミュニケーション法」が効果的であることがわかりました。

自分の気持ちや要望を明確に伝えることで、相手とのコミュニケーションをより健全なものにすることができます。

不要な一言に悩まされることなく、互いの理解を深めるために、この方法を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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