自分の言葉が相手に理解されない経験、皆さんにもあるのではないでしょうか?
「何が伝えたいの?」と問われ、困ったことはありませんか?
この記事では、その問題を簡単に解決する伝え方をご紹介いたしますので、あなたのコミュニケーション力向上のヒントにしていただければと思います。
伝えたいことが相手に伝わらない理由
自分のお話しが相手に伝わらないときって辛いですよね。
理由はいくつもありますが、最も大事なことは「結論」が何なのかわからないまま話をしているからです。
お話しのオチが何なのか不明なまま、ずーっと説明をしていると、「で、何がいいたいの?」って言われてしまいます。
結論がどこにあるのかがピンとこない場合は、結論を最初にお伝えするようにしてみてください。
そうすることで、相手は、結論を踏まえて後の話を聞くことができるので、聞き手にとっても理解しやすくなります。
伝えるべきポイントがぼんやりしている場合、相手は話の目的や結論を理解するために余計なエネルギーを使わざるを得なくなります。
このような状況は、仕事場でもプライベートでも起こり得ます。
特に、職場でのプレゼンテーションやミーティングでは、結論が不明瞭な話は生産性を大きく損ないます。ですから、自分の話が相手に伝わらないときは、まず「結論が何なのか」を見つめ直してみることが大切です。
結論が明確でないことがコミュニケーション障害の一因であるとしたら、それを解消する有効な手段として「結論先行型コミュニケーション」が挙げられます。
これは、話を始める前にまず結論や目的を明確に伝えるという方法です。これにより、話を聞く側はその後の情報を理解しやすく、また、話の流れを掴みやすくなります。
以下、具体的な例を挙げてみます。
- 報告型のコミュニケーション:
「まずは事実を報告します。それは…」といった表現で、自分が何を伝えようとしているのか、事前に明らかにすることで、相手に自分の意図を理解してもらいやすくします。 - 相談型のコミュニケーション:
「わからないことがあるので相談したいのですが…」という風に、自分がアドバイスを求めているという結論を最初に伝えることで、相手はアドバイスモードに切り替えることができます。 - 愚痴型のコミュニケーション:
「嫌なことがあるからとりあえず聞くだけ聞いてほしい…」と、自分がただ話を聞いてほしいだけであることを伝えると、相手は無理に解決策を考えなくても良いことを理解します。 - 要望型のコミュニケーション:
「あなたにお願いしたい要望があります。それは…」と、自分が相手に何かを求めているという結論を最初に伝えることで、相手は対応の準備をすることができます。
これらの具体的な活用方法を用いて、結論先行型コミュニケーションを実践することで、自分の伝えたいことを相手により効果的に伝えることが可能になります。
まとめ
伝えたいことが伝わらない主な理由は「結論が不明確」であること。これは相手が何を期待すべきかわからず混乱を招きます。
しかし、「結論先行型コミュニケーション」を活用することで、これを解決可能です。
報告、相談、愚痴、要望などの事例を参考に、結論を先に伝える習慣をつけることで、伝えたいことが相手により効果的に伝わるでしょう。
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