日本人は、会話で肝心なことを言わない傾向があると言われています。
その原因は、まわりくどい表現が多いことなどが挙げられます。
そのため、相手にお願いしようとしても、背景とか余計なことを言いすぎて、具体的に何をして欲しいのか、わかりにくいことが結構ありますよね。
これは、日本語のクセでありますが、言い方を変えるだけでスムーズなやりとりができるだけでなく、相手が理解しやすくなり、コミュニケーションの効率を上げることができる方法があります。
この方法は、日本語のあいまいさを解消することができるため、誤解を招くことが少なくなり、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
結論からいう伝え方
日本人は結論をはっきり伝えないことが多いと言われていますが、これは会話のオチがわかりにくいということです。
多くの場合、肝心なことを伝えていないため、まわりくどい話や本当に聞きたいこととは違うことを言ってしまうことがあります。
つまり、肝心なことは伝えていないわけではないのかもしれませんが、何を伝えたかったのか受け取りにくいのです。
これは、あいまいでも会話が成立する日本語の文法にも原因があります。
行動を示す言葉が文節の終わりになってしまいがちな日本語のクセでもありますから、これを解消するためには「結論からいう」ということを意識することが大切です。
- 「結論からいうと、最新の情報を報告してほしい。○○社と進捗状況を確認したいから」
- 「結論からいうと、そういうクセは止めてほしい。お客様から見られたら問題になるからね」
このように結論を伝えたあとに、「なぜなら~という理由があるからです」と理由を伝えてあげるわけです。
例えば、「結論からいうね、今すぐ手伝って欲しい。なぜなら、お客様が今、転倒されたからです!」というように、まず簡潔な結論を出して、次にその理由を簡潔に述べると、スムーズに話を進めることが重要です。
まず簡潔な結論をだしてあげるだけで、相手は正しく理解することができますし、日本語の短所も補えますから必要に応じてぜひ活用してみてください。
これを活用することで、より効果的なコミュニケーションを行うことができるでしょう。
まとめ
相手に正しく伝えるためには、結論から話を始めることが大切です。
簡潔な結論を先に伝えることで、相手が何を求めているのかを正確に理解することができます。また、日本語の文法の特徴も補えるため、わかりやすく伝えることができます。
結論から話を始める習慣を身につけ、スムーズなコミュニケーションを実現しましょう。
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