先進国では、仕事での影響もあり、成果というものが求められすぎています。
ある程度の成果は現実的に必要なのでしょうが、必要以上の成果をだすことは凄いことだ、という呪縛でもあるようです。
早く、大きく、たくさん…当たり前に私たちもまた求めています。
もちろんさまざまな恩恵も日常生活でいただいています。
エゴの意識が蔓延する文化なのでしょうか。
個人でも、自分が望むものが手に入らないと、それは失敗だと捉えられてしまいます。
何かを体験をすること、それ自体がとても貴重で、素晴らしいことであるはずなのに、それらの過程=プロセスの重要性が、抜け落ちている社会になっているようです。
そんなあるとき…
知り合いのある方から、家族について書かれている一通のお手紙が届きました。
その内容がとても本質的なもので、深く、考えさせられるものでしたので、以下にご紹介させていただきます。
家族とは何か? 人間とはなんだろう?の問いの一つのような気がしています。
家族の学びについて、ある方から届いた一通の考えさせられるお手紙
私たちが今を生きている、この三次元の時空間を営む
「自然の仕組み」は、完璧にできている。
例え、自分にとって良い環境であっても、とても辛い環境であっても、
その場所が、自分にとって一番学べるようにできている。
それは、自分の中のエゴが一番出やすい場所だから。
だからこそ、そこで体験させられている。
その最も身近な、他の誰にもできない学びが「家族」。
そこを外しては何も学べない。
自分はどんな風に本当に生きたいのか?
人間って何だろう? 何のために自分は存在するのだろう?
諦めずにずっと、学んで行く。
学んでも学んでも、新たに発見のできる「自然の仕組み」の奥深さがある。
それは、家族の中に用意されて、そこから始まっている。
全員に異なる家族がある意味がそこにある。
自分が望んでいるものは、自分がただ満足したいだけなのか?
それとも、自分がただ楽になりたいだけなのか?
それとも、胸の苦しみから抜けだしたいだけなのか?
それとも、自分以外の誰かのためのものなのか?
成果や、自分にとっての成功とか失敗とかでなく…
そこで、何かを体験して、何かを学ぶことができたら
どんな感謝ができるのだろう?
こう想いながら、生きていきたいものです。
お手紙 神奈川県 石川Iさま
家族ってなに? カ・キ・ク・ケ・コミュニケーション
- 「か」
生きるヒントは、必ず家族の中に用意されていて、そこから始まっている。
自分の究極の「鏡」 だから。
全員に異なる 「家族」 がある意味がそこにある。
□ - 「き」
相手の心の声を 「聴く」 ことが、自分の 「気づき」 になる。
□ - 「く」
自分の人生の 「クリエーション(創造)」 は、頭で考えたことよりも直観を信じよう。
その方がきっと精度が高い。天才たちはみなそういう。
□ - 「け」
「結果」 を恐れず、観じたことを 「謙虚」 に 「決心」 する。
□ - 「こ」
すべては人との「交流」 から始まる。