いつも否定的な態度をとる人、一時的な感情で、ネガティブに陥っている人…
正直、こういう人たちとのコミュニケーションは難しいものです。
では、こういった頼みづらい人に対して、上手にお願いをする方法はないのでしょうか。
「頼みづらい人に、上手にお願いする方法」という課題を解決するために、この記事では「イエスセット法」というテクニックについて紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
頼みづらい人に上手にお願いする方法
頼みづらい人に上手にお願いする方法について、イエスセット法というテクニックがあります。
こういった人たちに対しては、断われないような些細な要求や答えが必ずYESである既成事実の質問を行い、小さなYESをたくさん言わせ、少しずつ大きな要求にしていくことがポイントです。
- 「先ほど、お食事をされていました?」
- 「この時間だと、やっぱりお腹がすきますよね?」
- 「今日は本当に天気がいいですね?」
- 「目の前にある手紙取ってもらえませんか?」
断われないような些細な要求、答えが必ずYESである既成事実の質問を行い、小さなYESをたくさん言わせ、少しずつ大きな要求にしていきます。
人は一貫性を保ちたいため、YESを繰り返すと、ずっとYESと言い続けたくなる習性がありますが、これを一貫性の法則といいます。そのために、このテクニックが有効になってくるのです。
イエスセット法のポイント
ポイントは2つあります。
- まず、必ずイエスと答えてくれる質問、誰であってもイエス以外の答えしか返ってこないような質問を3つ用意します。
- 次に、3つのイエスセットの質問の後に、本命の質問を投げかけます。
デートに誘う場合の例)
・春ですね
・晴れると気持ちがいいですね
・日向ぼっこしながら美味しいものを食べたいですね
・今度、いっしょに鎌倉までドライブしませんか?
営業の場合の例)
・そろそろ夏が近づいてきましたね
・身体のラインが見える服装になってきますね
・こんな時期に身体が引き締まっていたらかっこいいですよね
・お腹に装着するだけで腹筋と背筋がバキバキになる〇〇がお勧めですよ
ただし、あまりにもわざとらしい、また強引に行なってしまうと嫌悪感を抱かれますので柔軟に対応してください。
まとめ
頼みづらい人に対して、イエスセット法というテクニックを用いることで、小さなYESを積み重ねて少しずつ大きな要求にしていくことがポイントであることが分かりました。
このイエスセット法は、セールス話法やクレーム対応にも応用でき、ビジネスシーンでも有効です。
相手の立場を理解し、相手にYESという肯定的な感情を与えることで、コミュニケーションをスムーズに進めることができます。
是非、このテクニックを上手に活用して、コミュニケーションの円滑化を図ってください。
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