No.57 ありがとうマインドを持つ

「ありがとう」――単純でありながら、驚くほど強力なこの言葉は、私たちの人間関係や心のあり方を変える力を秘めています。

本記事では、どんな状況でも相手に「ありがとう」と伝えることができる、「ありがとうマインド」について、その意義と具体的な活用方法を探ります。

このマインドを身につけることで、より良いコミュニケーションと自己成長を達成しましょう。

ありがとうマインドを持つ

仕事上でクレームを言われたりすることもあると思います。

人は感情の生き物です。性格も価値観も違いますよね。

時には、相手に嫌味を言ったり、罵倒したりするかもしれません。
そんな時には、ぜひ、ありがとうマインドを持ってください。

「ありがとうマインド」とは、どんな状況でも、相手にありがとうと言えるところを見出そうとするマインドのことで、何よりも相手への尊重と自己の成長にあります。

例えば、クレームを言われたときのありがとうマインドは…

厳しいクレームが寄せられた時、一見否定的な事象でも、言われた事実に対しては、素直に反省と改善が必要なこととして受け入れながらも、本音を正直にわざわざ伝えてくれた事実に対して「ありがとう」ということができます。

このような視点で観察すればいくつも出てきます。どんなイヤなことがあっても、その中に見える「ありがとう」を探す。

また、性格や価値観の違いからくる摩擦も、「ありがとうマインド」を持つことで受け入れ、自己成長へと繋げることができるでしょう。

「ありがとうマインド」を育むコツは、毎日の終わりに一日の出来事を振り返り、自分が感謝できる点を探す習慣を持つことです。

もし感謝できる出来事がない場合は、「もしかして〇〇という理由があったから、自分にとって嫌な出来事がきてしまったのかもしれない」という考え方をすることも大切な方法です。つまりフィードバックをもとに自己改善を図るのです。

また、「ありがとう」と言うこと自体を忘れないようにすることも大切です。

これらの手法を毎日の生活に取り入れることで、「ありがとうマインド」は更に鍛えられ、あらゆる状況で感謝の視点を見つける力が身につくでしょう。

  1. チームの失敗でも「ありがとう」を探す:
    プロジェクトがうまく進行しなかったり、目標を達成できなかったとき、チームメイトのミスを責めるのではなく、その結果から何を学ぶことができたのかを探し出します。例えば、この仲間と一緒に仕事ができて「ありがとう」、いろんな気づきや発見をたくさんできて「ありがとう」、精神的な成長ができて感謝している、一緒に解決策を見つけるプロセスでチームの結束力が強化されて感謝、などです。
  2. 遅刻やミスでも「ありがとう」を探す:
    あなた自身が遅刻したり、重要なミスを犯したとき、反省して改善することはもちろんですが、自分を責めるのではなくその出来事には何かしらの大切な意味やメッセージがあると考えてみます。そうすることで、事実を認めつつも失敗を成長の機会に変えることができます。
  3. 批判や否定的な意見でも「ありがとう」を探す:
    自分のアイデアが否定されたり、自身が批判されたときも、「ありがとうマインド」を活用します。そのフィードバックが自分の視野を広げ、または見落としていた点を改善する機会を与えてくれるからです。批判を提供した人には本音を伝えてくれたことに感謝し、それを改善のためのステップとすることで、ポジティブな結果を生むことができます。

まとめ

最後に、「ありがとうマインド」は、どんな状況でも感謝を見つけ出し、それを伝える力です。

クレーム対応からチームの失敗、個人のミスまで、挑戦的な状況でもこのマインドを持つことで、自己成長につなげ、人間関係を良好に保つことが可能です。

すべての経験から学び、それに感謝する。これが、「ありがとうマインド」の魔法です。

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