
肉体が男なら、魂は女。
男は内なる女を育む。
肉体が女なら、魂は男。
女は内なる男を育む。
今は、幼稚な男や女、女のような男、男のような女、
男っぽさだけの男、女っぽさだけの女、
みな未熟なまま年を取っている。
そして、相手にばかり求めている。
男は、自分の内なる女に似た女に惹かれる。女も同じ
残念ながら、それが心の写し鏡であることを知らない。
どちらも相手に求めてばかりいる。
さらに求めておるものが得られなければ、
あの手この手で言うことを聞かせようとし、文句を言うことも多い。
あなたの相手の不満は、あなた自身への不満。
相手のあなたへの不満は、相手自身への不満。
それを取り違えてはならない。
それを自覚しなければならない。
自分の中に在るものが、現象となって引き寄せるのだから。
自分の中心に意識を向け、次に伝える想いを自分の中に鑑みてほしい。
男の肉体を持つ者たちは・・・
多くの者を理解し、受け入れる器はあるか、
人や自分を慈しむことができるか、
愛を持って育てることができるか、
人を許すことができるか、
美しいものに感動することができるか、
それらのことを鑑みる。
女の肉体を持つ者たちは・・・
深い考えや洞察力を磨いているか、
理性を持って判断しておるか、
勇気はあるか、
我を断ち切ることができるか、
それらのことを鑑みる。
これらのことが、弱々しくとも、自分の中に確かに在ると分かったとき、
それらを少しずつ成長させて欲しい。
男は内なる女を愛し、女は内なる男を愛す。
それを永遠の合一とすれば、そこに喜びが生まれる。
これが、人間の表と裏のつくり。
よくよく意識してほしい。
調和のとれた家族、光輝くEVHAの家族になることを願わん。
この記事は以下の書籍の内容の一部を抜粋し表現を変更して掲載しております。
参考・引用:書籍「よひとやむみな」穂乃子 著 72p – 75p
ナチュラルスピリット出版
