-重要-メタモデル2:人間関係のズレを最小限にするには?

人間関係が良好であることに越したことはありませんが、さまざまな考えを持った人間が同じ場所で過ごしていればどうしても“人間関係のズレ”が生じるものです。

そのたびに「人間関係がうまく行かない」と悩みトラブルに直面している人もいるかもしれません。例えば同じ会社だったり学校生活を送っている相手であっても、それぞれに考え方も違えば価値観や年齢・今まで経験したことすら違います。

そんな人間が同じ場所にいるのですから人間関係が全員とうまくいくとは限りません。とはいえ誰もが人間関係のトラブルをできるだけ防ぎたいと思っているものです。人間関係のズレを最小限に抑えるためにはどうしたらいいのでしょうか。

1、人間関係のズレはそれぞれの自己重要感の違いにある

人間関係のズレは誰でも起こるものです。そもそも人間は誰でも自己重要感を持っています。これは自分自身のことを価値のある存在だと思いたい気持ちや、他人からも認めて欲しい気持ちです。

自己重要感を満たしたいと思っていながらそれを叶えることができず、満たされない気持ちを叶えてくれる相手に対して、好意を抱きやすいとされています。そのためには相手の話にしっかりと耳を傾けることが大切です。

心理学においてカウンセリングの基本でもあり心に寄り添う姿勢にもなります。いつでも気にかけているよと言葉にして伝えることで好感を持ちやすくなります。一緒に居て心地よいと感じる人間関係を築くことで、お互いの距離感を近づけることができます。

人間関係のズレは相手が何を求めているのか話に耳を傾け、興味を持ち良好な人間関係を築いていくことが大切なのです。

2、人間関係のズレを最小限に抑えるためにはどうしたらいい?

人間関係のズレを最小限に抑える為のコツを説明します。もちろん、何でも相手に合わせることが正解ではなく、自分の軸をしっかりともったままズレを最小限に抑える必要があります。そのための具体的な方法をご紹介します。

1. お礼は過剰なぐらいで問題なし

誰かになにかをしてもらったときに、お礼や感謝の気持ちを伝えるのは人間としてのマナーです。お礼を伝えるときにちょっと過剰なぐらいのほうが相手に伝わりやすくなります。

それがどんなに些細なことだったとしても、思っている以上に喜んでもらえると「こんなに嬉しいと思ってもらえて良かった」と嬉しい気持ちになります。お礼や感謝の気持ちはできるだけ早くすぐにでも伝えること、またメールなどの文章で伝えるよりも電話のほうが気持ちが伝わりやすくなります。

電話で伝えたあとに再度会ったときにもう一度「先日はありがとうございました」と伝えることで信頼関係をより強くできます。今の時代はメールなど簡易的な形で気持ちを伝えてしまうことが多い分、お礼の伝え方でも人間関係をより良好にできるはずです。

2. 断るときは次の約束も取り付ける

誰かに誘ってもらったときに、忙しく日程が調整できずやむおえず断ることもあるかもしれません。特にそれが会社の上司や先輩などの上の人になると申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。

誘っても断り続けていると「本当は行きたくないのかな?」と人間関係の悪化につながってしまいます。どうしても行けないときの断り方が人間関係のズレを最小限に抑えるためにも重要です。そのためにも本音ではあまり気の載らない誘いだとしても「本当は行きたかった」というのを伝える必要があります。

例えば「また誘ってくださいね」と気持ちを伝えるのはもちろん、翌日「昨日は参加できず申し訳ございません。どうでしたか?」と尋ねるだけでも気持ちが伝わります。

3. 付き合いたい相手をより明確にすること

人間関係のズレが生じる原因のなかには、来る者拒まずで誰とでも仲良くしてしまうことにあります。交友関係の広さは決して悪いことではないのですが、関わる人が多すぎるとどうしても時間やお金などの余計なエネルギーに使ってしまいがちです。

そのため本当に長く付き合っていきたい人を自分の中で明確にしておくこと、一緒に居て心地よい相手を具体的にイメージすることによって、一緒にいて違うかな?と思える人を識別できるようになり良好な人間関係を築けるようになります。

自然と距離が離れるので自分にとって心地よい関係だけが残るはずです。

人間関係のズレは誰でも経験することであり、決して悲観的に取らえるものではありません。たくさんの人間と関わっていれば1人や2人合わない人は誰にでもいるもので、本当に合わない相手と合わせるほど労力を使うことはありません。そのため本当に仲良くしたい人、人間関係を築いていきたい人を取捨選択することも大切です。

人間関係のズレを経験したときに、仕方がないことと捉えるのか、落ち込んでしまうのか同じ状況でも人のとり方は変わります。相手を思いやりちょっとしたことでも言葉に伝えるだけでも、人間関係は良好になっていくはずですよ。